SLEEP SCIENCE
自律神経、ホルモン、暮らし、仕事まで。睡眠の基礎をわかりやすく解説します。
からだの中には、24時間よりわずかに長い時計があります。毎朝それをリセットしているのは、光です。ずれと、合わせ方の話。
「睡眠ホルモン」と呼ばれますが、眠らせる薬ではありません。メラトニンが本当に伝えているのは、からだへの「今は夜だ」という合図です。
眠気は、体温が低いときではなく「下がっていく途中」に訪れます。手足が温かくなることと眠くなることが、なぜ同時に起こるのか。
眠気は二つの力の重なりで生まれます。起きているほど溜まる「圧」と、時刻で決まる「リズム」。早く寝ようとしても眠れない理由が、ここにあります。
眠りは一様ではなく、性質の違う状態を行き来しています。前半と後半で役割が違うこと、そして「レム=浅い眠り」ではないこと。
眠りのスイッチを切り替える、からだの自動操縦のしくみ
息を吸う、息を吐く。一日に約2万回のその動きが、眠りのスイッチと直接つながっています。呼吸と自律神経の関係を、原理からたどります。
ストレスは悪いものではありません。速い経路と遅い経路、二段構えで動くしくみと、それが眠りに何を起こすのかをたどります。
眠りを支えるホルモンはひとつではありません。メラトニン、コルチゾール、成長ホルモン、オレキシン。四つの受け渡しで一日が回っています。
心拍数は速さ、心拍変動はゆらぎ。スマートリングやウォッチが示す数値の意味と、ちょうどいい付き合い方。